アルミ業務用圧力鍋

各部のなまえは?

アルミ業務用圧力鍋 構造


各部のはたらきは? 

安全装置

安全装置

安全装置は過圧状態を回避するための装置です。使用中に蒸気がもれる場合には、中軸の上部にある溝をマイナスドライバーで左右に数回まわしてください。内部に異物が入り固着していることがありますので、時々中軸の弁頭を掃除棒で押しながら水で十分洗浄してください。安全装置の設定値が変化しますので、分解なさらないでください。

 

蒸気排出コック

蒸気排出コック

蒸気排出コックは圧力鍋本体にある蒸気を排出するために使用するコックです。加圧中に操作しますと蒸気がもれたり、内容物が吹き出し危険ですので操作しないでください。フタをあけるときには、あらかじめオモリを傾け、圧力を弱めてからコックを使用して残っている蒸気をすべて排出します。また、異物や汚れがつかないよう常にきれいにしてください。


各部のはたらきは?

安全確認レバー
安全確認レバーはフタの開閉時の安全を確認をする機構です。開閉時以外、加圧中に操作しますと蒸気がもれたり、内容物が吹き出し危険ですので、操作しないでください。また、異物や汚れがつかないよう常にきれいにしてください。

安全確認レバー
上の図の様に安全確認レバーを押した状態でフタを開閉してください。(パッキングを押し残圧をチェクします)
安全確認レバー

取っ手を正しく閉めてから安全確認レバーを手前に引き点火してください。

 

圧力計
圧力計は本体内部の圧力の値を表示します。圧力計には誤差があり、圧力が残っている場合がありますので、フタをあける際は、操作手順にしたがってあけてください。なお、使用時はプラグを上げてください。圧力計は密閉タイプではありませんので圧力計上部までのつけ置き洗いや、直接水をかけることはお避けください。上部プラグから圧力計内部に水が入り故障の原因となります。

圧力計

使用時はプラグをあげてください。ただし、プラグを強く引き上げると台座も取れます。紛失しやすいので、取れた場合は、プラグと台座を組み合わせ、元の状態にセットしてください。


使うためには?

フタをあけるとき蒸気を完全に抜いてから

フタをあけるとき蒸気を完全に抜いてから

蒸らし時間を10分位おいて、オモリを傾け、蒸気排出コックで蒸気を完全に抜いた後、オモリをとります。安全確認レバーを押し圧力が残っていないことを確かめてから静かにフタを開いてください。取っ手が熱くなっていますので、乾いたふきんなどをご用意ください。

 

調理する量にご注意下さい。空炊きにもご注意を

調理する量にご注意下さい

調理するものによって最大調理量は異なります。煮物など、ごく一般的な料理については、水も含めて鍋の2/3以下。白米やくりなど皮がでたり、やや量の増えるものは水も含めて1/2以下。豆類や乾燥類のようにいちじるしく量の増えるものは水も含めて1/3以下にし、さらに目詰まりを防止するため、落としフタをしてください。なお極端に量の少ないときは、空炊き状態になりますからご注意ください。

なお極端に量の少ないときは、空炊き状態になり
ますからご注意ください。


安全に使使うためには? 

使用前に、ノズルと安全装置の点検をしてください。繰り返しご使用の際も、その都度お確かめを
圧力調整弁ノズル孔や安全装置の点検は最も大切です。ご使用の前に、まず、安全フィルターを止めているナットをゆるめ、フィルターを取り外してください。ノズルや安全装置が出て来ます。ノズルの穴が目詰まりしていないか確かめてください。目詰まりしていたら、掃除棒で掃除してください。また、安全装置の穴の中に中軸が入っていますので、中軸を掃除棒で押して、動くかどうか確認してください。連続してご使用のときも一回毎に点検してください。また、パッキングも時々はずして清潔しましょう。
安全装置の点検

 

取っ手が正しく重なっていることを確かめてから点火
中途はんぱな状態で加熱しても圧力がかからない構造になっていますが、万一何らかの原因で加圧されると危険です。取っ手が正しく重なったことを確かめてから、点火してください。
取っ手が正しく重なっていることを確かめて


安全に使うためには?

加熱中に衝撃を加えたり、急にオモリをとったり蒸気排出コックを開かないでください
圧力鍋が加圧された状態にあるときは、大きなショックを加えたり、急にオモリをはずしたり、無理にフタをあけようとしないでください。蒸気が吹き出たり、内容物が吹きこぼれたりして非常に危険です。くれぐれもご注意ください。
蒸気排出コックを開かないでください

多量の油や重曹など危険です
天ぷらや揚げ物料理には使用しないでください。また、重曹・化学薬品・多量の油・酒などは鍋に入れないでください。重曹など、急激に熱反応して発泡するものや、多量の油は危険です。
多量の油や重曹など危険です

オモリにふきんなどをのせないでください。
フタを開いたあと、再びフタを閉めオモリをのせますと、圧力がかかることもありますからご注意ください。
オモリにふきんなどをのせないでください。


使用手順(火にかけるまで)は?

(圧力調整装置の点検)

圧力調整装置の点検
圧力調整弁ノズルの孔に、目詰まりがないか確かめてください。目で見て、もし目詰まりがありましたら、掃除棒でノズル孔を掃除してください。

(パッキングの点検)

パッキングの点検
パッキングに亀裂がないことを確認したうえで、パッキングを水でぬらし正常に取付溝に入れてください。(フタの操作と気密性が良くなります。)

(材料を入れて水加減)

材料を入れて水加減
圧力鍋をコンロにのせて、材料を入れて水加減をします。


使用手順(火にかけるまで)は?

(フタを閉めます)
安全確認レバーを引いた状態で、本体とフタを合わせてフタを本体の上にのせます。次に、安全確認レバーを押して、フタを時計廻りにまわします。とまったら安全確認レバーを引きます。引き忘れますと圧力がかかりません。

フタを閉めます

(オモリをセットします)
圧力調整弁ノズルの先端に、オモリの中心部を合わせ押し込んでください。
オモリをセットします
圧力調整弁ノズルの先端に、オモリの中心部を合わせ押し込んでください。


使用手順(火にかけてから)は? 

(準備期間はオモリが動くまで)
コンロを点火してください。オモリが動きはじめる時間は調理量によって違います。なお、沸騰点近くになるとオモリの下から水滴が落ちますが、これはごく普通の現象ですからご安心ください。
準備期間はオモリが動くまで

(加熱時間はオモリがゆれている間)
オモリが動きはじめたら、火を消すか、ゆるやかにまわる程度に火力を弱めてください。このとき圧力計はおおよそ1.0kgc平方メートルGを示しています。
加熱時間はオモリがゆれている間

(蒸らし時間は火を消してから)
加熱時間が終わりましたら火を消して、そのままにしておきます。100度C以上の高温でひきつづき調理をつづけます。これが蒸らし時間です。
蒸らし時間は火を消してから


使用手順(火にかけてから)は? 

(蒸気を抜いてオモリをはずします)
オモリを傾け、蒸気排出コックを開いて蒸気をすべて抜き、オモリをはずします。オモリには抜け防止用のバネが組み込まれていますから、やや力を入れまっすぐ上に引き抜いてください。
蒸気を抜いてオモリをはずします

(安全確認レバーを押し、フタを開けます)
安全確認レバーを押して圧力が残っていないことを確かめたら、フタを反時計方向へまわし、印の合ったところでフタを開けます。フタを開ける前にオモリがはずしてあることを、もう一度確かめてください。
安全確認レバーを押し、フタを開けます


調理時間のめやすは?

●加熱時間や蒸らし時間、そして水加減など一応の目安を知っておくと、とても便利です。調理の途中でフタを開いて、煮え具合や、水があるかどうか心配することもありません。

□準備時間
圧力鍋での調理は、はじめ強火で加熱して圧力を上げます。圧力調整弁ノズルから蒸気が出て、オモリが動き出すまでの時間です。

□加熱時間
オモリがゆるやかにまわる程度に火力を弱め、調理する時間です。

□蒸らし時間
火を消してからフタを開くまでの、蒸しあげる時間です。

□蒸気抜き・減圧
オモリを静かに抜きとって、蒸気圧をなくしてしまうことです。
蒸気を完全に抜いてからフタをあけます。

蒸らし時間


調理時間のめやすは? 

※水の分量、加熱時間、蒸らし時間、味つけ等は目安です。調理の回数を重ねながら、調理方法を工夫されるようお願いいたします。

材料 水の分量 加熱時間 蒸らし時間 備考
米類 玄米
白米
赤飯
蒸しご飯
米の1.2~2倍
0.8倍~同量
0.8倍~同量
20分
0~3分
0~3分
0分
10~15分
10~15分
10~15分
5~10分
3時間以上浸す。
野菜類 ごぼう
人参・里芋
れんこん
かぼちゃ
じゃがいも
大根
さつまいも
とうもろこし
ひたひた
ひたひた
ひたひたひたひたひたひた
0分
0分
0分
0分
6~7分
0分
5分
0分
7分
3~5分
2分
7分
10分
10分
10分
7分
丸のままのもの。
人参は輪切りの物
7ミリの輪切り。
丸のまま。
肉類 かたまり肉
鶏もも肉
筋肉・もつ
いわし・あじ
かれい・鯛・鱈
あじ・いわし
ひたひた
ひたひた
ひたひた
ひたひた
20分
10分
10分
0分7~10分
20分
10分
10分
3~5分10~15分
豆類 大豆
黒豆
うずら豆・金時豆
小豆
豆と同量
豆と同量
豆の2倍豆の2倍
0~3分
5分
3~5分
5~10分
10分
15分
5分
10分
1晩水につけた物
1晩水につけます
1晩水につけます
洗ってすぐ煮ます。
最初にフタをしないで
ゆでこぼし、あくをぬく
と良い。

異常の見分け方と処置方法は?

●異常だと感じた場合は、ただちに火を消して、蒸気を排出し、次の処置をしてください

現象 原因 処置方法
圧力調整オモりが、適正時間を過ぎても一向に動く気配がないとき。 コンロの火が消えている。水がない。 よくあることです。まず見てみましょう。
熱カロリー不足(例えば中火使用) 火力を強めるか、もう少し待ちましょう。
ノズルの孔が、何等かの原因で詰っている。
(1)内容物がノズル孔をふさいでいる。
(2)圧力調整おもりのつまみがゆるんでいる。
(3)調整おもりにふきんなどがのせてある。
▲危険です。直ちに火を消し、手を触れずにそのまま放置してください。15分以上過ぎてから、念のため2分間水で冷したあと静かに圧力調整オモリを取って、左のどの事項か確認します。もし、(1)の状態であればきれいに掃除してください。
フタをあけようとしたが、開かないとき。 まだ、鍋内部に圧力が残っている。 圧力調整オモリは上げてありますね。だとすればもう暫くお持ちください。
本体・フタの落下などによる変形 蒸気がまったく出なくなったのに、手の力で開かないようでしたら念のため当社まで、ご連絡ください。力まかせにあけようとすることは危険です。
圧力調整弁ノズル孔から内容物が吹き出るとき。 調理量が多すぎる。 ◎直ちに火を消し、水で冷すか充分放置したあと、適量に減らしてください。
圧力がかかっているのに、急に圧力調整オモリをはずした。 内圧と外圧が急激に変化することにより起こるわけですから、再び圧力調整オモリをのせるか、そのまま放置してください。内圧がまだ残っているのに、急に圧力調整オモリを上げてはいけません。
本体とフタの合わせ目から、蒸気がもれるとき。 フタの閉め方が適正でない。 確実にセットし直してください。
パッキングが正しくはめ込んでない。 パッキングを正常にはめ込んでください。
パッキングの損傷が激しい。 新しいパッキングとお取替えください。
本体・フタの落下などによる変形。 当社まで詳細をご連絡ください。
安全確認レバーが損傷している。 直接当社宛にご連絡ください。(注)パッキングに料理カスが付着していることもあります。
安全装置が作動したとき。 圧力調整ノズル孔が詰った。 危険です。処置方法の▲印通り処置してください。
調理量が多すぎる。 処置方法の◎印通り処置してください。
調理してはいけないものを調理した。 処置方法の▲印通り処置してください。
安全装置の弁頭にごみが付着している。 安全装置中軸のマイナス溝にドライバーを入れて、数回廻してください。
安全確認レバーが動かないとき。 フタの閉め方が適正でない。 確実にセットしてください。
異物が入っている。 取り除いてください。
部品が損傷している。 直接、当社宛にご連絡ください。

お手入れ方法は?

長くお使いいただくために
●絶対に空炊きしないでください。空炊きしますと、アルマイトが損傷(色落ち・穴アキ・腐食)したり、本体の変形や溶解等によるやけどや火災の原因になります。
●金属製の鋭利な調理器具をお使いの際は、内面をキズつけないようにご注意下さい。キズつけますと腐食の原因になります。
●酢・重曹等の酸性またはアルカリ性のものの使用はしないでください。
●腐食防止のため、長時間(めやすとしては一昼夜以上)にわたり調理物を入れたままにしないで下さい。

通常のお手入れについて
●お手入れにはスチールたわし、アルカリ性洗剤、クレンザーを使用しないで下さい。表面をキズつけ、腐食の原因になります。スポンジに中性洗剤をつけてよく洗ってください。
●腐食防止のために、ご使用後は十分に水を切ってください。
●こげついた場合、ナイフなどでこすらないでください。表面をキズつけ、腐食を発生させる原因になります。水やお湯に充分浸してやわらかくした後で、中性洗剤を含ませたスポンジでていねいにお取りください。
●ご使用中に内面が黒くなることがありますが、水質によるもので、人体には無害です。そのままご使用になってもさしつかえありません。どうしても落としたいときは、クレンザーやスチールたわしできれいに除けます。ただそのままにしておきますと、すぐに黒変化しますので、一回目の米のとぎ汁を入れて10~15分ほど沸騰します。そうすると黒変化がおこりにくくなります。
●ご使用中に内面に白いブツブツができることがあります。腐食のはじまりですが、人体には無害です。そのままご使用になってもさしつかえありませんが、無理して取るようなことをしないで、一回目の米のとぎ汁を入れて10~15分ほど沸騰して下さい。腐食の進行が防げます。