アサヒ串焼(W大)
安全に使用するためには?
《設置について》
●火災予防条例で定められています。必ず守ってください。距離が近いと火災の原因になります。また可燃性の壁にステンレス鋼板など直接張った場合でも可燃物と同様の距離が必要です。
●機械を設置した後、機器の周囲を改造しないでください。(例えば、周囲を囲ったり、吊戸棚をつける等)設置基準上問題となる場合があり、また不完全燃焼や火災の原因になる場合があります。
《器具と可燃物の離隔距離》
壁面が可燃物構造の場合(壁面の表面が不燃物材料で内側が可燃物材料)
この場合は防火安全基準により、下図に示す離隔距離が必要です。
●壁面が不燃物構造の場合(壁面の表面および内側がともに不燃物材料)は側面・背面の離隔距離をメンテナンススペース(5cm以上にして下さい。)
●器具の周囲には可燃物や引火物を置かないでください。
●風が吹き込まなくて水平で安定している場所に設置して下さい。
●落下物の危険や水や熱、油などがかからない場所に設置して下さい。
☆火をつけたまま離れない☆
火をつけたまま離れたり、お休みになることを禁止します。
調理中のものが焦げたり、燃えたりして火災になる場合があります。
使用前の注意事項は?
1.使用ガスを確認する
●焼物器の側面に表示しているガスの週類とお客様のガスが一致しているかご確認下さい。
2.ガス接続・設置
ガス栓
●専用のガス栓を設けてください。
●機器を使用する場所にガス栓がない場合、あるいはあっても位置や寸法が適切でない場合は、新設・移設、または交換などが必要ですので、お買い上げの販売店またはガス事業者にご相談ください。
ガス接続
●ガス接続口径はLPGなら9.5φ。都市ガスなら13φのゴム管口になっています。
●ゴム管はガス用ゴム管を用い、折れたりねじれたりしないよう、できるだけ短く(2m以下で適当にゆとりを持たせる)また機器の下を通したり機器に触れたりしないようにして設置して下さい。
●ゴム管は、ゴム管口の赤線まで差込、ゴム管止めで確実に止めてください。
●ゴム管の継ぎ足しおよび二股分岐は行わないで下さい。
●ゴム管はガス用ゴム管を使用し、ビニール管などは絶対に使用しないで下さい。ビニール管は弾力性がなく熱にも弱い。)またひび割れたり、差込口が緩んでいるものは必ず交換して下さい。
●ヒューズコックをご使用の場合は、ガス種、ガス量に適したヒューズコックをお選びください。
使用前の注意事項は?
3.設置場所
安定性がよく水平なところ
●不安定なところ、風のあたるところでは使用しないで下さい。
落下物の心配のないところ
●棚の下など落下物の危険のあるところでは使用しないで下さい。機器の上に落ちたものが燃えて、火災になることがあります。
カーテンやスプレー缶など、燃えやすい物がないところ
●カーテンや燃えやすいものの近くでは使用しないで下さい。使用中に近くのものが燃えたり、爆発したりして火災になることがあります。
●耐久性などの点から湿気の少ないところに設置してください。
●換気(吸気・排気)が十分できる所に設置して下さい。またご使用と同時に換気扇を回すなど、換気にご注意ください。閉め切った部屋で長時間使用すると空気中の酸素が減少し、不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険があります。
4.可燃物の距離および周囲の防火措置
●火災予防条例で定められています。必ず守ってください。距離が近いと火災の原因になります。また可燃性の壁にステンレス鋼板などを直接はった場合でも可燃物と同様の距離が必要です。
●機器を設置した後、機器の周囲を改造しないで下さい。(例えば、周囲を囲ったり、つり戸をつけるなど)設置基準上問題となる場合があり、また、不完全燃焼や火災の原因になる場合があります。
●周囲の壁などが木材のような側面20cm以上、背面15cm以上、上方は1m以上、必ず離してください。
●可燃物の壁から側面20cm以上、背面15cm以上、上方1m以上離させない場合は防熱板を取り付けてください。
防熱板について
材質 | 厚さ |
鋼板 | 0.5mm以上 |
ステンレス鋼板 | 0.3mm以上 |
ご注意=3cm以上空間をとり、
有害な変形のないよう補強してください。
各部の名称は?
部品の装着および調節方法
●各部分の包装部材を取り除き、正しく設置してください。
耐熱ガラス
●バーナーの両端にガラス受けがついておりますのので、耐熱ガラスをその上に正しく乗せてください。乗りにくい場合は、各々のガラスを左右交互に入れ替えてみてください。
ロストル(串受け)
●ロストルの高さは、左右のロストル調節レバーを引いて、お好みの高さでお使いください。
使用方法は?
確認
●ゴム管がひび割れたり、機器に触れたり、極端に折れ曲がっていないこと。
●機器の近くには、紙・プラスチック・油類やスプレー缶など燃えやすいものが置いていないこと
●耐熱ガラスがガラス受けに正しく設置されていること。
準備
●器具栓つまみが「閉」の位置にあることを確認してガス栓を「全開」にして下さい。
●水入れ皿に水を6分目まで入れて下さい。
!!注意!!
☆汁受皿に水を入れずに使用すると汁受皿に溜まった脂が燃え上がることがあります汁受皿には必ず水を6分目まで入れてお使い下さい。
☆使用中も、汁受皿に水が入っているか、多量の脂が溜まっていないか、ときどき点検して下さい。また、たまった脂が飛び散るようになったら、必ず水を入替 えて脂を取り除いて下さい。水を入替えずに使われますと飛び散った脂に引火することがあります。水を入替える際、汁受皿が熱くなっていますので取り扱いに 十分注意して下さい。
●器具栓つまみ左(「開」の方向)へゆっくりいっぱいまわして下さい。
●バーナーセラミック面ガスマッチ等にて一本づつ順番に点火して下さい。(点火したことを確認して下さい。)
●初めて使うときやしばらく使わなかった時には、配管内部などの空気が出る為に点火しにくいことがあります。
●点火操作をするときは、バーナー付近に顔を近づきすぎないで下さい。炎や熱で顔を火傷する恐れがあります。
●強い火力を必要とするときは「開」の位置で使用し、焼位置を低くして使用して下さい。
●弱い火力を必要とする料理に利用する場合は、器具栓つまみを全開にして、焼位置を上げておいて下さい。(絞りすぎますと耐熱ガラスに脂など付着しやすくなり、煙の発生量も多くなります。また不完全燃焼の恐れがあります。)
使用方法は?
●器具栓つまみを右へいっぱい(「閉」の位置まで確実に)回して消火してください。
●メーンバーナーが消火したことを確認してください。
●器具栓つまみを左(「開」)の方向へゆっくりいっぱい回してください。
●消火後すぐに点火するときは5秒ほど待ってから行ってください。
●器具栓つまみが「開」の位置にあることを確認しガス栓を「全閉」にしてください。
●ふきんや新聞紙などで機器を覆うようなことはしないで下さい。
お願い
まず確かめてください
1.ガス栓を閉める
2.機器が冷えてから
警告
●修理技術者以外の人は、絶対に分解したり、修理・改造は行わないで下さい。火災・ガス漏れの恐れや異常動作してケガをすることがあります。
☆分解禁止☆
●機器に水をつけたり、水をかけたりしないで下さい。不完全燃焼の恐れがあります。
使用方法は?
点検
●ゴム管はガス用ゴム管(検査合格品またはJISマークの入ったもの)を使用し、機器およびガス栓とも赤線まで十分に差し込んであるか点検してください。
●ガス接続部からガスが漏れていないか、ときどき石鹸水などで点検して下さい。
●機器の近くに,紙・プラスチック・スプレー缶などの可燃物が置いていないか点検してください。
●耐熱ガラスが正しくセットされているか点検して下さい。
●汁受皿に多量の脂が溜まっていないか、時々点検してください。また使用中に脂が飛び散る場合は水を入れ替えて下さい。
お手入れ(お手入れの際は、ケガをしないように手袋などをはめて行って下さい。)
使って良いもの | 中性洗剤、柔らかい布、スポンジタワシ |
使ってはいけないもの | 酸性・アルカリ性洗剤 クレンザー・磨き粉(コンパウンド) アルコール・シンナー・ベンシン 金属タワシ・ナイロンタワシ・金属へら |
機器本体には安全に関する注意ラベルが貼ってあります。汚れたり、読めなくなったときは、柔らかい布などで汚れを拭き取ってください。また、お手入れの際には、はがれないようにご注意ください。はがれたり、読めなくなった場合は、お買い上げの販売店または当社の営業所で新しいラベルを再購入のうえ、張り替えて下さい。 |
機器本体・トッププレート
●乾いた布で良く拭いて下さい。汚れの取れにくいときは中性洗剤を浸した布で汚れを落とした後、洗剤分を十分に拭き取り、最後に乾拭をしてください。汚れたままにしておきますと、損傷を早めます。
耐熱ガラスを長持ちさせるために
●こまめに手入れ(水洗い)することが一番の対策です。調理の合間に注水して洗い流します。調理終了後、水洗いをします。これだけでも相当の効果があらわ れます。耐熱ガラスは650度Cのヒートショックに耐えます。調理の合間に注水しても割れませんので、時々有機塩(たれ)などを洗い流すようにして下さ い。(調理中に注水する場合は飛び散りなど、やけどに注意して下さい。)
使用方法は?
お願い
●ガラスの表面にこすり傷ができるとガラスの寿命を縮めたり、割れの原因になります。金属ごて、硬質のナイロンタワシなど柔らかいものをお使いください。
●掃除後は耐熱ガラスを正しくセットして下さい。
バーナー
●赤熱面(メーンバーナー)にはショックを与えたり、水気がかからないようにして下さい。
汁受皿・焼き網・ロストル・トッププレート
●中性洗剤で汚れを落とし、乾いた布で十分水気を取って下さい。
●元どおり器具本体にセットして下さい。
消耗部品について
●消耗部品はお買い上げの販売店でお買い求め下さい。
耐熱ガラス
●耐熱ガラスを破損すると、メーンバーナーの赤熱面に直接焼き汁や焼きカスが落ち焼ムラやバーナーの損傷、不完全燃焼の原因になりますので、耐熱ガラスを必ずお買い求め下さい。
焼網・汁受皿・串受・ロストル
●焼網・汁受皿・串受の変形・破損などで、ご利用に不便をきたらすようになりましたら、その部品をお買い上げ下さい。
故障・異常の見分け方と処置方法は?
現象 原因 |
バーナーに付着しない又しにくい | 爆発的に着火する | 青い炎で燃える | 炎が安定しない | 異常な音をたてて燃える | 使用中に消火した又し易い | バーナー面が赤くならない | バーナーが消火しない | ガスくさい臭いがする | 処置方法 |
ガス元栓が閉まっている | ○ | バーナーの器具栓ツマミ(コックツマミ)をいったん閉めてからガスの元栓を全開にする。 | ||||||||
ガス元栓の開きが不十分 | ○ | ○ | ||||||||
ガスがなくなりかけている | ○ | ○ | ○ | ○ | 新しいボンベと交換する | |||||
ゴム管の中に空気が残っている | ○ | 十分に注意しながら点火操作を繰り返す。 | ||||||||
ガス圧が適切ではない | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 他の器具も同様の場合は点検依頼する。 | |||
ゴム管の折れ曲がり・つぶれ | ○ | ○ | ○ | ゴム管の折れ・曲がりを確認し直す。 | ||||||
ゴム管の劣化(老化) | ○ | ゴム管を交換する。 | ||||||||
ゴム管の差し込み不足 | ○ | ゴム管の差し込みを確認する。 | ||||||||
バーナーの炎口のつまり | ○ | ○ | ○ | ○ | 点検を依頼する | |||||
バーナー取り付けの不良 | ○ | ○ | ○ | ○ | 点検を依頼する | |||||
点火操作が適切でない | ○ | ○ | 点火についてを参照して下さい | |||||||
空気調節が適切でない | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 空気調節をする | |||
器具栓ツマミの回し不足 | ○ | ○ | ○ | ○ | 所定の器具栓ツマミの位置までしっかり回す | |||||
器具の銘板と使用ガスの不一致 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 点検を依頼する |
※ご使用中にはご不審な点がごさいましたら、直ちに使用を中止して上記の点検をしていただき、なお不審な場合はお買い求めの販売店までご連絡下さい。
仕様
□外径寸法・重量★巾/1140mm★奥行/250mm★重量/24kg
□ガス消費量★都市ガス13kw(11,280Kcal)★LPG12.8kw(0.92kg/h)
□接続ゴム管★都市ガス13φ★LPG9.5φ